トロント留学のインターンシップ体験談 【ホテル】
木曜日, 9月 10th, 2009トロントにあるコーナーストーンカレッジから届いた、現在インターン中のITOさんのご紹介です。
学校: コーナーストーンカレッジ
プログラム: AH&LA Hospitality Diploma
就学時の英語力: 中級
職業経験: アルバイト程度
将来の夢: ハワイのホテルで働く
留学期間: 1年間
ITOさんはESL卒業後、今年の1月からAH&LA Hospitality Diploma プログラムを受講。
6月には全てのコースを修了し、7月から8週間の日程でインターンシップを行っています。
今週にはインターンシップを終了し、来月からは韓国ヒルトンホテルにて8週間のインターンシップを予定しています。帰国後には就職活動を開始して、将来はハワイのホテルでの就労を目指しています。
【ITOさんのインターンシップの感想】
私のインターンシップは、ホテルのフロントデスクです。
インターンシップ先のホテルには200室あり、すべてがスーツホテルです。なので、他のホテルとは違い、すべての部屋がキッチンを備えているなど、一見アパートのようになっています。
ホテルはダウンタウンに位置しており、たくさんの外国人のお客様が私たちのホテルに滞在を希望しています。
私のポジションは、フロントデスクです。このホテルに、ベルマンやコンシェルジュはいません。フロントデスクの担当者がたくさんの知識を持つことで、コンシェルジュのように対処しなければなりません。
私の仕事は、チェックイン、チェックアウト、電話対応、部屋と駐車場の鍵作り、モーニングコールのセット、予約の受付、キャッシャー、お客様の要望に応えたり、時には苦情・不満への対応などもします。
私がインターンシップを始めた時は、この仕事はとても大変でこれ以上続けていくことはできないと思いました。私のトレーニングは、オン・ザ・ジョブトレーニングで、特に、私が入ったその時期、ホテルはハイシーズンでとても忙しかったんです。また、私のポジションではたくさんの仕事をこなすことが要求されます。前述のように、私のホテルにはコンシェルジュがいないため、想像以上にホテルとトロントに対する知識を持っている必要がありました。
フロントデスクで働くことはとても大変で、ストレスを感じることも多々あります。お客様からの苦情も直接聞くことになります。 “難しい”気質のお客様も上手く扱わなければなりません。しかし、その一方で、私たちはお客様と直接顔を合わせて話ができるので、お客様が本当に感じること、考えること、ホテルにやって欲しいと思っていることを、簡単に知ることができます。
この仕事が簡単だ、とは決していえません。実際、私にとってはとても大変な仕事です。ですが、この機会を通して、私はたくさんのことを学びました。「やりがいがあるもの(worthwhile)」、私はこれをテキストの中からは学ぶことができませんでした。ですから、この経験は私の将来にとても役に立つものですし、キャリアの面でも大きく影響のある“投資“になっています。
私の職場は、良い場所です。マネージャーは、私をたくさん助けてくれますし、時には笑わせて楽しませてくれます。同僚もとても親切で、彼らに出会うことができて良かったと思っています。彼らには、非常に感謝しています。